トンガは名物料理が盛りだくさん。トンガならではの美味しい料理をぜひとも堪能してください!
目次
ウム (Umu)
トンガでは、地面に穴を掘って作る天然のオーブンで、様々な食材を蒸し焼きにする調理法を「ウム」と呼ぶ。肉、魚、野菜をバナナの葉やタロイモの葉で包んで蒸す。特別な日に大勢で集まって食べる定番料理。
プアカ (Puaka)
プアカは豚肉のこと。トンガの人々にとって豚は重要な食材で、トンガの離島には「豚の島」と呼ばれる場所があるほど。また、冠婚葬祭ではプアカトゥヌと呼ばれる豚の丸焼きが必ず出される。
ケンタッキー (Kentucky)
トンガでは、鶏の唐揚げ全般を「ケニタキ」「ケンタッキー」と呼ぶ。胡椒のきいたスパイシーな味付けで、本家の「ケンタッキー」のようではあるが、トンガには店舗はない。
オタイ (Otai)
オタイは、ココナッツミルクと果物に砂糖を加えて作ったジュースのことで、果物にはスイカが定番。トンガでは果物をそのまま食べたり、生野菜を食べる文化がなく、オタイのようなジュースでビタミンや栄養を摂る。
ケケ (keke)
ケケは丸いドーナッツのことで、おやつとしても親しまれる。コーヒー牛乳に浸して食べるのが人気の食べ方。
カバ (Kava)
カヴァと呼ばれる植物の根を天日で乾燥させて細かく砕き、冷たい水と混ぜ合わた飲み物。アルコール分はないが鎮静成分があり、酩酊したり眠気が起こる為、嗜好飲料として飲まれる。
タロ (Talo)
タロ芋のことで里芋のような食感を持っている。タロを蒸したり、タロの葉も蒸し料理で食材を包むのに使われるため、トンガの人々にとって欠かせない食材の一つ。
メイ (Mei)
メイは「ブレッドフルーツ」と呼ばれる実のことで、大洋州では広く食べられている。果実のような見た目だが、芋のように蒸したり、揚げたりして食べる。メイをスライスして揚げた「メイチップス」などがある。
カパプル (Kapa Pulu)
カパは缶、プルは牛肉を意味しており、「カパプル」は「コンビーフの缶詰」のことを指している。子供から大人まで人気の国民的食材。
カレ (Kale)
カレは、トンガのカレーのこと。角切りにした牛肉や羊肉と、刻んだ野菜を一緒に炒めてカレー粉で味付けするため、水分はほとんどないのが特徴。芋と一緒に食べるのが主流で、具材は家庭やレストランによって様々。