レバノンは地中海盆地とアラビア内陸部の交差点に位置することから、豊かな歴史を持ち、宗教的・民族的な多様性を持つ国です。北と東ではシリアと、南ではイスラエルと国境を接し、西には地中海を挟んでキプロスがあります。
基本情報
【正式国名】レバノン共和国(Lebanese Republic)
【面 積】10,450km²
【人 口】約526万人(2021年7月推定CIA The World Fact book))
【首 都】ベイルート(Beirut)
【民族構成】アラブ人(95%)、アルメニア人(4%)、その他(1%)(2021年9月CIA The World Fact book)
【宗 教】キリスト教(マロン派、ギリシャ正教、ギリシャ・カトリック、ローマ・カトリック、アルメニア正教)、イスラム教(シーア派、スンニ派、ドルーズ派)等18宗派
【言 語】アラビア語(仏語及び英語が通用)
通貨(為替)
為替レート JPY/LBP: 火, 28 1月.
現地時間
天気
電圧とプラグ
1ⅰ0V、220V、50Hz。プラグのタイプはC、D、Gタイプが主流です。
飛行時間
日本からレバノンまでの直行便はないため、中東経由で18時間ほどかかります。アジア経由、ヨーロッパ経由の場合20時間ほどです。
水
公共水道システムが徐々に停止しているため、ミネラルウォーターの購入が必須です。ただし、値段も従来の値段の2倍ほどに高騰しています。
チップ・マナー
チップの習慣があります。
【レストラン】
レストランではサービス料とは別に5%〜10%程度のチップを支払いましょう。
【ホテル】
ホテルマンの荷物運搬、目安としては、荷物1個につき1500LPB(1ドル)程度です。ルームサービスを頼んだりしたときにも、1000〜1500LBP程度/1件のチップを渡したほうが良いでしょう。
治安
内戦等の歴史的経緯から銃器がまん延しており、個人間のトラブルから発砲事案に発展するケースが日常的に発生しています。集団同士の抗争等から銃撃戦へと発展するケースも確認されているため、渡航時は十分に注意しましょう。強盗や自動車窃盗、侵入盗などの一般犯罪の発生件数も多く、特に強盗犯は銃を所持している可能性が高いことから、夜間の一人歩きや人通りの少ない路地の歩行は控えましょう。事件に 遭遇した場合はむやみに抵抗せず、犯人の要求通りに所持品を渡し、早期に現場から離れ 身の安全を確保します。
その他
【緊急時】警察 112、消防 175、救急車 140