2022/09/02

イラク共和国のおすすめグルメ11選

イラクは名物料理が盛りだくさん。イラクならではの美味しい料理をぜひとも堪能してください！

羊の臓物や頭の肉などを煮込んだ料理。特別な日のご馳走としてふるまわれる。

マスグーフとは、イラクのチグリス川で獲れたコイを背開きにして焼く、イラクの伝統料理。味付けはシンプルな塩のみが好まれるが、ザクロ糖蜜や柑橘系材料を混ぜたタレを塗って仕上げるものも広く食べられている。

クーズィーは、イラク全土を代表する米料理。子羊に米、ゆで卵、タマネギ、香辛料などを詰めて焼いた料理である。家族など大勢で集まった時など、大皿で提供し複数人で食べる。

シールとは、ニンニクの水漬けのこと。主に、肉料理のレストランに置かれ、漬け水を料理にたらして風味漬けする。

トシンとは、イラク流のピクルス。ターメリックをたっぷり使った漬け汁で作るため、色が黄色。この漬け汁は粘度が高く、サンドイッチ屋では具と一緒にトシンの黄色い汁をサンドして食べる。

丸く薄いパン生地の上に、牛ひき肉や羊のひき肉、タマネギやトマト、パセリなどの香味、スパイスを乗せてオーブンで焼く薄いピザ。薄いパン生地のため食べやすく、軽食としても人気。

クッバとは、「ブルグル」と呼ばれる挽き割り小麦で作った生地に、香辛料で味付けした羊の挽き肉とタマネギを詰めて、きつね色になるまで揚げたもの。まるで薄いカレー揚げパンのようで、出来立てのアツアツで食べるのが美味しい。軽食として気軽に食べられる。

「サモン」と呼ばれるひし形のパンに、牛肉や鶏肉を入れて、トマト、キュウリ、タマネギ、ピクルスなどを挟んだボリューム感のあるサンドイッチ。

タブスィーとは、たっぷりのナスとタマネギをとろとろに煮込んだトマト煮。「バインジャ」とも呼ばれる。

ケバブは、中東とその周辺地域で食べられている、肉、魚、野菜などをローストした料理の総称。串焼きのケバブのほか、ヨーグルトを添えて食べる「イスケンデルケバブ」や、味付けした肉を重ねて固まりにし、回転させながら焼いたものを削ぎ切りした「ドネルケバブ」など、様々なバリエーションがある。

イラクのシチュー。ブイヨンにタシュリーブという薄パンを浸し、羊肉や鶏肉をトッピングしたもの。タシュリーブをちぎって皿に入れ、たくさんの肉と野菜の煮込みを上からかけ、汁を吸ったら食べる。