イラクは名物料理が盛りだくさん。イラクならではの美味しい料理をぜひとも堪能してください!
ドルメ
豆や挽肉、お米、ハーブを混ぜ合わせてブドウの葉で包み、煮込んだ料理。トマトペーストやざくろのペーストを加えることもある。細長いものもあれば、楕円状に成形するものなど、様々なバリエーションのドルメが存在する。
アーブグシュトゥ
羊肉とジャガイモ、タマネギ、ひよこ豆などの野菜を、「ディーズィー」と呼ばれる小さめの壷に入れて長時間じっくり煮込んだ料理。出来上がった肉や野菜を専用の器具を使ってつぶし、スープと具にちぎったナンを加えながら食べる。
ケバブ
イランのケバブは串焼きが主流。ジギャール(レバー)、チェンジェ(赤身)、ジェジュ(鶏肉)、クビデ(羊と牛のひき肉)など様々な肉と、野菜をローストする。ナンやご飯、焼きトマト、香草、ライム、バターなどと一緒に出されることが多い。
モルク/モールグ
モルクとは、鶏肉料理のことで、主に炙り焼きやトマト煮が多い。
鶏肉はケバブの具になることも多く、「ジュジェ」と呼ばれている。
ケイメー (Gheimeh)
トマトと豆を煮込んだスープ。羊肉やタマネギ、トマトに黄色い挽き割り豆を入れるのが特徴。程よい酸味で、ご飯と一緒に食べることが多い。
ベリヤーン
ベリヤーンとは、薄いパンの上に羊肉のミンチ、砕いたナッツやクルミを乗せたもの。味付けはせず、食べる際にレモン汁や塩をふって食べるのが一般的。
バルバリー
バルバリーとは、ふんわりとした口当たりの大きなパンで、胡麻の風味が特徴。縦に裂きながら食べれるようになっている。
アシュ (Ash)
イラン料理を代表するハーブと豆のとろみのあるスープ。元々は庶民の料理だが、上流階級にも定着している伝統料理。
麺が入ったもの、ヨーグルトが入ったものなど、様々な種類がある。
ソマック/スマック (Somaq)
スマックとは、果実を乾燥させて細かく砕いた香辛料。少し酸味があり、ケバブや鶏肉の煮込みにかけたりする。日常的に親しまれる調味料で、トルコや中近東、アラブ料理でよく使われている。
チャイ
イランの紅茶は「2段式」と言って、水蒸気で茶葉を煮出す方法により煮出した濃いお茶をお湯で割って飲む。また、砂糖は固めて溶けにくくしたものを口に含み、お茶を飲んで徐々に溶かしていく。