アフガニスタンは名物料理が盛りだくさん。アフガニスタンならではの美味しい料理をぜひとも堪能してください!
パロウ
パロウは、トマトとタマネギを使い油で旨みを引き出した、アフガニスタン風の炊き込みご飯。インドの代表料理「ビリヤニ」は、パロウがもとになっているとの説もある。
ナン
アフガニスタンの主食は「ナン」と呼ばれる、平たくて大きな釜焼きのパン。形は円盤状や波形状など様々。
ボロニ
ボロニはパン生地に具を包んで焼いたもの。小麦粉を練った生地を薄く延ばし、主にマッシュポテトなどの具を挟み焼きにする。
オシュ
トマト風味のスープに入った麺料理。主に小麦粉を練って作る手打ち麺を使い、ヨーグルトソースをかけて食べる。
コルマまたはロビオ
トマトベースのソースで煮込んだ肉料理。主に炊き込みご飯やナンと一緒におかずとして食べられている。
マントゥ、チャカ
アフガン風の蒸し餃子。羊のひき肉にタマネギ、塩、香辛料を混ぜたタネを作り、やや厚めの皮で包んで蒸す。「チャカ」と呼ばれるヨーグルトをかけて食べるのが定番。
パーイ
パーイとはヨーグルトのことで、「チャカ」とも呼ばれる。アフガニスタンでは家畜乳を利用する文化があり、中央部は羊乳、その他の地域は牛乳、北部や南部の山岳地帯はラクダ乳が主に利用されている。
チップス
チップスとはフライドポテトのこと。街角で軽食を出す店は、「チップスホナ」(チップスの家)とも呼ばれるほど、庶民にとって馴染のある食べ物となっている。
チョイ(お茶)、おもてなしセット
アフガニスタン人にとって「客人のもてなし」は極めて大事なことで、その際に欠かせないのがお茶とお茶請け。カルダモンの香りが効いた緑茶に砂糖を入れたお茶が定番で、アニスやシナモンを入れることもある。お茶は緑茶や紅茶が基本。お茶請けにはパンやレーズン、キャンディーなどが用意される。