世界中から訪れる人が絶えない人気観光地、ベリーズ。そんなベリーズの魅力的な建造物の数々をご紹介!
シュナントゥニッチ遺跡
シュナントゥニッチはベリーズ西部にあるマヤ文明の考古遺跡で、ベリーズシティから西に130kmほどいったカヨ郡内にある。モパン川沿いの尾根の上にあり、グアテマラとの国境に近い。その名称はマヤ語で「石の女」を意味し、他のマヤ遺跡と同様現代になって付けられた名称であり、古代にどう呼ばれていたかは不明である。
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1892年、女性の幽霊が現れ何人かの人々にその場所に住むよう訴えたという逸話から、「石の女」と名付けられた。その女性は全身に純白の服をまとい、真っ赤な目をしていたという。その幽霊はエル・カスティーリョの前で出現し、石の階段を登って石壁の中に消えることが多かった。 建築物の多くはマヤ古典期に建設されたものである。
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ラマナイ遺跡
ラマナイは、マヤ語で「海面下のワニ」という意味を持ち、ベリーズのオレンジウォーク郡のニューリバー川沿いにある先古典期後期から後古典期の遺跡である。
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1970年代と1980年代に、カナダの王立オンタリオ博物館のデイビッド・ペンダーガストによって発掘調査が行われた。最もよく知られている建造物は建造物N10-43で、100B.C.頃には2段の階段状基壇の上にやや小さめに4段の階段状基壇が載るピラミッド神殿にこの建物が囲んでいる広場の床面から、33メートルに及ぶ建物であった。そして、この時期では独特なマヤの神々の4メートルに及ぶ漆喰彫刻の顔が、建造物下部の階段の両脇を飾っていた。この建物は引き続き古典期でも使用され、先古典期後期の建物の上に古典期の建物を覆うようにして築いている。
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アルトゥン・ハ遺跡
アルトゥン・ハ は、ベリーズのベリーズ郡にある古典期マヤの遺跡。ベリーズシティの北50kmに位置する。カナダの王立オンタリオ博物館の考古学者ペンダーガストによって1964年から1970年にかけて調査された。
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調査後、tombF8-1の出土遺物について、テオティワカンのミッカオトリ期の遺物との類似性を指摘され、メソアメリカにおける古典期のテオティワカンの勢力の拡大と当時の交易路について問題を投げかけたことでも知られる。ただし、1977年に時期が下るのでは、という指摘がなされ、1990年に公刊された発掘報告書では、3世紀中葉から後半に修正された。275の建造物が確認されているとされるが、なかでも五つのピラミッドが大きく、そのうち「太陽神の神殿」では1968年に翡翠製の太陽神の頭部像が確認された。7世紀に全盛を迎え、海上交易で繁栄したと考えられている。
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