アルゼンチンは名物料理が盛りだくさん。アルゼンチンならではの美味しい料理をぜひとも堪能してください!
目次
ニョッキ
ニョッキとは、ジャガイモ、小麦粉、水を練って作るパスタの一種。イタリア料理と全く同じニョッキに、エストファードという肉のかたまりをトマトソースで煮込んでものをかけて食べる。毎月29日には、お皿の下にお金を置いてニョッキを食べるという習慣がある。
マタンブレ
牛のバラ肉を使用した料理。マタンブレとは牛の脇腹肉のこと。現地では厚みのある1枚の大きな肉で具材を巻いて作る、豪快な前菜料理。
アルゼンチンの定番卓上調味料「チミチュリ」をつけて食べる。野菜や茹で卵などを包んでロール型にして焼いたりと調理方法も様々。
ピザ
イタリアからの移民が一番多いと言われるアルゼンチンでは、チーズ料理が豊富でピザもその一つ。モッツァレラチーズがたっぷりトッピングされた「モッツァレーシャ」と呼ばれるピザが人気の一品。
プロボローネ (Provoleta)
プロボローネとはチーズの一種。外はカリカリ、中はトロリとしている。このチーズを、グリルトーストしたパン、オリーブの盛り合わせ、グリルしたチョリソと一緒に食べる。
ミラネサ (Milanesa)
アルゼンチンの代表的な食べ物。薄いチキンカツおよびビーフカツのこと。オリジナルはミラノ風カツレツで、ミラネサという名前も「ミラノの」からきている。牛肉を叩いて薄く伸ばし、レモン、ニンニク、クミンなどで下味をつけてフライにする。レストランでは必ずと言っていいほどメニューにあり、チキンカツレツも定番となっている。
リャマのステーキ (Llama Steak)
リャマはラクダ科の動物で、アルゼンチン北西部ではリャマ肉のステーキが食されている。
リャマ肉は牛肉に比べ素朴な味で土臭さはあるものの、脂肪分が少なくヘルシーなのが特徴。ステーキ以外にも、エンパナーダやシチューに入れて食べられている。
フミタ (Humita)
フミタとは、アルゼンチンで伝統的に愛されてきたトウモロコシ料理。ペースト状にしたトウモロコシに、牛乳、タマネギ、スパイス、チーズを加えて練ったものを、トウモロコシの皮で包み茹でる、または蒸した料理。レストランやマーケットでも見つけることができる。
ドルチェ・デ・レチェ (dolce de leche)
ドルチェ・デ・レチェとは、アルゼンチンの家庭の冷蔵庫に絶対にあると言われるクリーム。砂糖を加えた牛乳を煮詰めてキャラメル化させ、菓子パンやケーキに使用したり、ジャムのように食パンに塗って食べるのが定番。
ロクロ (locro)
ロクロとは、トウモロコシを使った煮込み料理でアルゼンチン北西部の郷土料理。豚のすねや牛の胃袋などのモツ系と、トウモロコシ、豆類、野菜類を弱火でじっくり煮込んで作る。日常的に食べられる家庭料理だが、首都ブエノスアイレスでは祝祭日に振る舞われる特別な一品。
エンパナーダ (empanada)
エンパナーダは、具入りのパンまたはペイストリーのこと。スペイン発祥の食べ物で、中身の定番は牛肉・ヤギ肉・鶏肉・ジャガイモ・ハムとチーズなどだが、魚やシーフードもある。
ちなみに、エンパナーダは手で食べるのが正式な食べ方。もちろんレストランではフォークとナイフが用意されるが、手で食べても失礼には当たらない。
アサード (asado)
アサードとは、アルゼンチン流のバーベキュー料理。塩で味付けした牛肉を豪快に金網の上で焼く。アサードは1人でもレストランで食べる事もできるが、沢山作ってみんなで共有して食べるのが定番。ソースはチミチュリソース、クリオージャソースの2種類をかけるのが主流。
チョリパン (choripan)
チョリパンとは、牛肉をふんだんに使った極太の粗挽きソーセージと沢山のトッピングをパンで挟んだもの。街中には多くのチョリパン屋台があり、そのお手軽さとジューシーな食べ心地は、情熱の国とも呼ばれるアルゼンチンの人々のソウルフード。