福島県の特産品を使った絶品スイーツが味わえる「ふくしまスイーツフェスティバル」が2月22日~25日の4日間、東京都渋谷区の代々木公園で初開催されました♡
本イベントは、日本最大級の魚介グルメフェスティバル「SAKANA&JAPAN FESTIVAL2024(魚ジャパンフェス) in 代々木公園」と、復興応援を目的とした「発見!ふくしまお魚まつり」との同時開催で実施されたもの。つまり会期中に代々木公園に行けば、一度で二回楽しめる大きなお祭りだったのです♪
今回は、ふくしまスイーツフェスティバルで食べることができた絶品スイーツ3つを実食レポでご紹介していきます~!
「ふくしまスイーツフェスティバル」ってどんなフェス?
出典:travelfood
ふくしまスイーツフェスティバルは、東日本大震災と原子力災害からの復興応援が目的となっており、スイーツで福島を応援することができるイベントです。
今回食べることができた商品は、高校生×著名シェフのコラボスイーツ!なんでも、スイーツ作りのコンテスト「スイーツ甲子園 ふくしまチャレンジカップ」で、各町賞に輝いた高校生3組と、審査員を務めた3人の著名シェフがコラボレーションして考案したスイーツなんだそう!
コンテストでは全国の高校生を対象に、「大熊町のキウイ」、「富岡町のパッションフルーツ」、「楢葉町のサツマイモ」のテーマ食材ごとにレシピを募集。657組の応募から選ばれた凄腕高校生パティシエさんと、プロのパティシエさんのアイディアを融合して生み出された、超レアな福島県産スイーツのお披露目の場でもあったのです♪
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本イベントでも、福島県産の「大熊町のキウイ」、「富岡町のパッションフルーツ」、「楢葉町のサツマイモ」を使用した3品が、各1000個限定で販売されました。
では、全部いただいていきましょう~!!
3つのコラボスイーツを食べてみたよ!
1度に色々な味が楽しめる♪大熊町のパルフェキウイ
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「パルフェキウイ」は、宮城県泉館山高校・川村由桜さん、石塚彩芽さん×MAISON GIVRÉE(メゾンジブレー)オーナーパティシエ・江森 宏之氏のコラボで誕生したカップスイーツです。
こちらは酸味のあるキウイのイメージから、酸っぱくパンチのあるスイーツを想像していたのですが、予想外の味に驚いた商品です!
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メインにはグリーン、ゴールド、レッドの3種のキウイを贅沢に使用しています。基本のベースはベイクドチーズケーキ、カスタードクリーム、パンナコッタ、ソフトクリームのまろやかで濃厚な味わいが混ざり合って、甘さ強めのこっくりとした味わい♪そこに、爽やかなキウイの酸味と果肉のゴロッと食感が良いアクセントになっており、パフェを掘れば掘るほど様々な食材が混ざり合って味の変化を楽しめます。
口のなかで甘味と酸味が複雑に広がるなか、2種のキウイのソースは全体をつなぐ良いバランサーになっており、どの食材とも相性抜群でした♪
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極寒×雨の中でいただいたため、ソフトクリーム入りは手が震えましたが、あまりのレベルの高さに即効完食してしまいました。持って帰れるのならば、本気でテイクアウトしたかった逸品です…!
意外性に惚れ惚れ♡富岡町 モンブラン・パッション
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次にご紹介するのは、神村学園(鹿児島県)・山下侑來さん、坂元心咲さん×PATISSIER SHIMA(パティシエ・シマ)オーナーシェフ・島田 徹氏が考案した「モンブラン・パッション」です。
見た目こそ、モンブランそのものなのですが、パッションフルーツのソース、ムース、ジュレを使用していることから、爽やかな風味が口のなかいっぱいに広がります。トロピカルな南国感を存分に感じながらも、モンブランクリームで栗の濃厚な甘さも堪能。さらに、パッションフルーツのソースに混ざる種の酸っぱさと食感も良いアクセントになっており、驚きの連続です。
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バニラアイスの甘さも混ざり、今まで食べたことのない、唯一無二のモンブランでした♪因みに、トッピングに添えられているサブレショコラが、ほのかな香ばしさとサクサク食感をプラスしてくれるのも面白く、モンブランはもちろんのこと、パッションフルーツとの相性の良さを感じました。東京での商品化、熱望しま~す!
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モンブランのこっくりした風味と、ホクホクな食感をイメージして食べたこちらの商品。見事な裏切りに感動しました♪
サツマイモずくしの濃厚パフェ♪楢葉町 パタトゥ・ピスターシュ
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最後に紹介するのは、おかやま山陽高校・溝口萌音さん×EN VEDETTE(アンヴデット)オーナーシェフ・森 大祐氏の「パタトゥ・ピスターシュ」です。
1度で複数のサツマイモスイーツを堪能できるこちらのパフェは、やさしい風味のサツマイモをテリーヌ、甘露煮、ブリュレにしているこだわりよう。サツマイモ好き必見のスイーツとなっています。
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上段には濃厚テリーヌと風味豊かなピスタチオアイスがど~んと乗っており、食べ応え十分!こっくり味×こっくり味は鉄板です♪その下には、甘露煮やパンドジェンヌがごろっと入っており、濃厚なさつまいもの味と食感を楽しめます。因みにパンドジェンヌとはアーモンドを使用したフランスの焼き菓子のこと。ここではサツマイモを練り込んでいましたよ。
最下層には、サツマイモの甘いブリュレをベースに、アプリコットのジュレで酸味をきかせてアクセントにしています。クランブルの香ばしいザクザク感も楽しめ、ただの濃厚サツマイモスイーツに留まらない、マイルドな甘みのなかにある酸味があと引く味わいでした。
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万人が気に入りそうなサツマイモファン必見のパフェでした♪
いかがでしたでしょうか。ふくしまスイーツフェスティバルで限定販売されたコラボスイーツのご紹介でした。
ここでしか食べることができない特別商品ですが、反響が大きければまたどこかで必ずお目にかかれるはず!是非、「ふくしまスイーツフェスティバル」で検索してみて!
各町の特産品を知る機会にもなり大満足のフェスティバルでした~♪
※大熊町産キウイはまだ生産量が少ないため、レッドのみ大熊町産を使用しているとのこと。グリーンとゴールドは大熊町から千葉県香取市に移った関本元樹さんが営む果樹園「フルーツガーデン関本」のキウイを使用しています。パタトゥ・ピスターシュには一部福島県以外のさつまいもを使用しているとのことです。