アイルランド共和国はイングランドとウェールズの沖合にあるアイルランド島の大部分を占めます。その首都ダブリンは、オスカー・ワイルドなど著名な作家の生誕地であり、ギネスビールの発祥地でもあります。
基本情報
【正式国名】アイルランド(Ireland)
【面 積】70,270km²
【人 口】約512万人(2022年国勢調査速報値)
【首 都】ダブリン(Dublin)
【民族構成】ケルト系アイルランド人など
【宗 教】約78%がカトリック教徒(2016年アイルランド国勢調査)
【言 語】アイルランド語(ゲール語)及び英語
通貨(為替)
為替レート JPY/EUR: 木, 21 11月.
現地時間
天気
電圧とプラグ
230V、50Hz。プラグのタイプはGタイプが主流です。
飛行時間
日本から直行便はありません。ロンドンでの乗り継ぎが便利です。日本からロンドンまでは約12時間です。現在3社(日本航空、全日空、ブリティッシュ・エアウェイズ)の直行便が運航しています。ロンドンからダブリンまで約1時間30分です。ほかにもパリやアムステルダムなど、ヨーロッパ経由の便が多数あります。
水
アイルランドの水道水は、硬水の地域が多いが、そのまま飲用することができます。体調が不安な人はミネラルウォーターを購入しましょう。500mlで€1程度。炭酸なし(Still)と、炭酸入り(Sparkling)があります。
チップ・マナー
「チップの習慣」があります。
【レストラン】
店の格にもよるが、一般にはサービス料が請求されないときに10~15%程度です。クレジットカードの場合は、伝票の合計額にチップ相当額を自分で書き足して支払いましょう。
【ホテル】
ベルボーイやルームサービスに対し、1回につき€1程度です。
【タクシー】
料金の10~15%くらいの額です。
治安
アイルランドはヨーロッパのなかでも治安のよい国です。しかし、ダブリンなどではスリや置き引きなどの都市型の軽犯罪が比較的増加傾向にあります。そのため外から見えるバッグに多額の現金を入れておくのはやめておきましょう。持ち歩く現金も少なめにしておくといいです。
また、北アイルランドはプロテスタントとカトリックの対立が続き、治安の悪い場所との印象もありますが、普通の観光旅行には問題はありません。ただし、警察、裁判所、軍の施設を狙ったテロ事件が発生したこともありますので、これらの施設には必要がない限り近づくのは避けた方がトラブルに巻き込まれ難いです。また、現地の人と軽率に政治の話をすることも避けましょう。
単位
メートル法を採用しています。ただし、イギリスとの歴史的つながりから、長さはインチinch(=約2.54cm)、重さはポンドlb(=約453.6g)、距離はマイルmile(=約1.61km)といった単位も日常的に使われています。ショッピングの際のサイズ表示の違いなどにも気を付けましょう。
その他
【緊急時】警察・消防・救急 999