エストニア共和国、北ヨーロッパの共和制国家です。かつてソ連の一都市だった時代は遠く去り、現在は多くの観光客が行き交う北欧に開かれた“バルトの窓”となっています。首都タリンは、中世の雰囲気が残る港町で旧市街は城壁に取り囲まれ、絵になる美しさで現地からも愛されています。
基本情報
【正式国名】エストニア共和国(Republic of Estonia)
【面 積】45,230km²
【人 口】約133万人(2021年)
【首 都】タリン(Tallinn)
【民族構成】ギリシャ系、トルコ系、その他(マロン派、アルメニア系等)
【宗 教】国民の半数以上が無宗教。ロシア正教、プロテスタント(ルター派)等。
【言 語】エストニア語(フィン・ウゴル語派)
通貨(為替)
為替レート JPY/EEK: 月, 9 12月.
現地時間
天気
電圧とプラグ
230V、50Hz。プラグのタイプはC、Fタイプ主流です。
飛行時間
日本からの直行便はありませんので、第三国での乗り継ぎが必要です。飛行時間は11~14時間程度です。
水
カルシウム分を多く含む硬水です。近年水道水の水質は、そのまま飲めるぐらいに向上しています。ただし水道管などに問題がある場合もあるので、念のため生では飲まないようにしましょう。沸騰させたものは問題ありません。
ペットボトル入りのミネラルウォーターは、食料品店やキオスクなどで安価で売られています。炭酸ガスが入ったものが多いが、炭酸ガスが入ってないものは「Gaseerimata」「Still」などと表示されています。
チップ・マナー
「チップの習慣」はありませんが、観光化が進むにつれチップも受け入れられるようになってきています。
【カフェ】
料金プラス€1前後になるような端数のないお金を置いていくといいかもしれません。
【レストラン】
総額の10%程度で充分と思われますが、気持ち次第で増やしてもいいでしょう。
治安
エストニアの治安は悪くありません。一般常識に則った注意と緊張感は必要です。
タリンで比較的治安がよくないとされているのは、ラスナマエ(Lasnamae)と呼ばれる高層集合団地内などです。
シーズン中タリンのラエコヤ広場やリュヒケ・ヤルク通りの階段などは非常に混雑し、常に窃盗する人が機会をうかがっているので要注意してください。また旧市街のテラスで食事中なども置き引きの危険があるので要注意してください。
単位
日本の度量衡と同じで距離はメートル法です。重さはグラム、キロ、液体はリットル単位です。
その他
【緊急時】警察・救急車・消防 112
【飲酒】公共の場での飲酒は禁止です。夜22:00から翌10:00までは、商店でアルコール類を購入することはできません。
【国民性】北国の民族らしく、エストニア人はどちらかというと寡黙な人が多いです。