アゼルバイジャンは名物料理が盛りだくさん。アゼルバイジャンならではの美味しい料理をぜひとも堪能してください!
目次
タンドールパン/タンドールチュレック(Salyançörəyi)
パンが主食のアゼルバイジャンでは、様々な種類のパンが食べられている。その中でも定番の「タンドールパン」は、タンドールと呼ばれる粘土オーブンで焼いたパンのこと。主にパンを焼いたり肉を調理するために使用されるが、あらゆる種類の食品をタンドールオーブンで調理出来る。
ドルガ (Dorga)
ドルガとは、暖かいヨーグルトスープのこと。チャイブ、イタリアンパセリ、ディル、香菜などのハーブとお米が入っており、さっぱりした味わいが特徴。
ペルメニ (Permeni)
羊肉のミンチと香草を練り、タネを作り生地で包んだ旧ソ連圏の国の代表的料理の1つ。羊肉の旨味が詰まったペリメニには、「スメトン」と呼ばれるヨーグルトをかけてさっぱりと食べるのが定番。アゼルバイジェン以外でも、周辺の多くの国々で親しまれている。
ドナー、ドナル (Donar)
アゼルバイジャン風サンドウィッチ。炙り焼きにした塊肉の表面を削ってスライスし、キュウリ、トマト、タマネギ、香菜と共にパンに挟んで食べる。ドナーはストリートフードの代表格で、街の至る所に屋台があり気軽に食べることができる。アラブ圏ではシャワルマとも呼ばれている。
バルーク (Baliq)
バルークとは、内臓を取った白身魚の唐揚げのこと。カスピ海に面したアゼルバイジャンではカスピ海で採れた魚料理が親しまれている。
ポーシュ (Bors)
羊肉とたっぷりのキャベツ、ニンジン、タマネギ、ハーブなどが入ったトマト煮込み。
じっくりと長時間煮込むことで引き出した食材の旨味が美味しい一品。
トルシュ (Tursusu)
トルシュとは、野菜色素で赤くなったキャベツの酢漬けのこと。ロシアや周辺国ではキャベツの酢漬けがよく食べられている。
ブリンチッキ (Blincik)
ブリンチッキとは、クレープ生地で、ジャガイモのピューレやチーズを包んだもの。
チョレーチ
アゼルバイジャンでは大きな円盤状の「チョレーチ」というパンが大人気。直径は20cmほどで、厚みも3cmほどありモチモチした噛み心地が特徴的。
チャイ
アゼルバイジャンの紅茶は「2段式」と呼ばれる濃く煮出した紅茶をお湯で割ったもの。カットレモンを浮かべて飲むのが一般的。
ワイン
アゼルバイジャンはワイン発祥の地の1つで、すっきりとした酸味のあるワインが多く、リーズナブルで高品質な仕上がりとなっている。