オーストリア共和国は、中央ヨーロッパに位置する連邦共和制国家です。首都はウィーン。18世紀後半にウィーン古典派が興って以降、ウィーンはクラシック音楽における重要な都市となり、やがて「音楽の都」と呼ばれるようになりました。
基本情報
【正式国名】オーストリア共和国(Republic of Austria)
【面 積】83,870km²
【人 口】約892万人
【首 都】ウィーン(Vienna)
【民族構成】主としてゲルマン系
【宗 教】カトリック約64%、プロテスタント約5%、イスラム約8%
【言 語】ドイツ語(公用語)
通貨(為替)
為替レート JPY/ATS: 木, 21 11月.
現地時間
天気
電圧とプラグ
230V、50Hz。プラグのタイプはCタイプが主流です。
飛行時間
オーストリアのウィーンには成田空港・羽田空港から直行便が就航しています。 ウィーンまでは12時間程度かかります。
水
オーストリアの水道水は、ほとんどがアルプスの湧き水を利用しており、飲料水として適しています。レストランやスーパーなどで売っているミネラルウォーターは、炭酸入り(mit Kohlensäureまたはprickelnd)、微炭酸(mild)、炭酸なし(ohne Kohlensäureまたはstille)などに分かれています。
500ml入りはスーパーマーケットで買うと約€0.50~0.60、売店などでは€1~1.50程度です。
チップ・マナー
チップの習慣があります。
【タクシー】料金の10%程度(€1~3前後)です。トランクに入れる荷物が多いときはやや多めに渡しましょう。
【レストラン】店の格にもよりますが、一般には10%が目安です。テーブルでの支払い時にきりのいい金額に切り上げて渡すのが一般的です。
【ホテル】:ベルボーイやルームサービスを頼んだとき€1程度です。
【トイレ】:掃除の係員が受け取り皿を前に置いて座っていたら€0.20~0.30程度です。
治安
オーストリアの治安状況は一見すると安全に思えますが、スリや置き引き等の犯罪が頻繁に発生しており、日本の生活感覚のまま行動すると犯罪被害に遭いかねません。特に、観光地や空港、駅、公共交通機関の車内、ホテルのフロント、レストラン、カフェ等で貴重品の入ったカバンや財布が盗まれる被害が多数発生していることから、これらの場所や人混みの中を移動する場合は、所持品に十分な注意を払って行動してください。また、近年、夜間に駅のトイレ等で女性が強姦される等の性犯罪事件も増えています。夜間の外出は控え、また、人通りの少ない場所は昼間でも避けてください。
単位
日本の度量衡と同じで距離はメートル法。重さはグラム、キロ、液体はリットル単位。なお、量り売りの食品の場合は、10gをデッカー Dekaといい、100gをツェーン・デッカー Zehn Dekaということもあります。
その他
【緊急時】警察 133、救急 144、消防 122