世界中から訪れる人が絶えない人気観光地、モーリタニア。そんなモーリタニアの魅力的な建造物の数々をご紹介!
リシャット構造
リシャット構造とは、アフリカ北西部、モーリタニアの中央部に位置する巨大な環状構造である。リシャット構造体ともいう。直径は約50kmに及び、宇宙空間からでないと、その全容は掴めない。
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その形状から「アフリカの目」、「サハラの目」と呼ばれることもある。周囲はサハラ砂漠に囲まれ、標高100~200mほどの高台の中に、窪地となったリシャット構造が存在する。構造内部は、同心円上に標高100mほどの山が幾重にも重なっている。発見当初は、隕石の衝突によるクレーターと思われていたが、調査の結果、特有の鉱物が存在しないこと、直径に比べて深さが浅いことなどから、これは否定されている。山を形成するのはカンブリア紀の固い岩石であり、長年の風化や浸食によって、柔らかい岩石部分が削られ、このような地形が形成されたとされる。環状となったのはドーム状の隆起運動のためと考えられる。
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チンゲッティ・モスク Chinguetti Mosque
チンゲッティ・モスクは、モーリタニア・アドラー地域チンゲッティにあるモスクである。13世紀から14世紀にかけてモーリタニアのアドラー地方にあったオアシス都市チングエッティの創設者によって作られた古代の礼拝所。この古代の建築物のミナレットは、イスラム圏で2番目に古く、現在も使用されているものと思われる。 Wikipedia