
エジプトは名物料理が盛りだくさん。エジプトならではの美味しい料理をぜひとも堪能してください!
目次
フール

フールとは乾燥ソラマメをじっくりと煮込んだもので様々な味付けで食べられている、エジプト定番の朝ごはん。シンプルにオイルと塩をかけたり、胡麻ダレやクミン、トマトソースを混ぜるなど、様々なアレンジがされている。
アエーシ

エジプトの主食で平にした生地を高温で焼き上げた伝統的なパン。そら豆のディップや野菜のピューレにつけて食べたり、中の空洞部分に具材を詰めてサンドイッチのようにして食べる食べ方もある。
ババガンヌーグ (Baba Ghannoug)

ババガンヌーグとは、ペースト状にした焼きナスを使った前菜。「タヒーナ」とよばれるゴマペーストで味付けした、ヘルシーで栄養満点な料理。パンにつけて食べるのが定番。
モンバール (mombar)

トマトやハーブで味付けしたお米を、牛の腸に詰めた料理。レストランや、屋台、スーパーのお惣菜コーナーでも売られていて、好きな量が注文できるようになっている。
フティール (fteer)

フティールとは、生地を薄くのばし、具材を一緒に折り畳んで焼いたエジプトのパイ料理。中に入れる具はチーズやひき肉、ソーセージなどの食事系から、ハチミツや粉砂糖をかけたデザート風のものまで、種類も豊富。
マハシー (Maḥshi)

マハシーとは詰め物をした料理の総称。様々な種類のカボチャやズッキーニにご飯を詰め、時には肉を詰めて、コンロやオーブンで調理する。主にチキンスープやトマトジュースで煮込まれ、あっさりした優しい味わい。
ターゲン (tagine)

オーブンを使って野菜、肉、魚などをトマトベースで煮込み、焼いたもの。テールや羊の脛、シーフードを使ったものまで様々なバリエーションがある。
鳩 (hammam)

エジプトでは、専門店も多くある鳩料理。鳩の身はあまり多く付いていなくクセのある独特の味。ダシが出た茹で汁を使ったスープは、冬に食べる定番料理となっている。
ケバブ (kebab)

ケバブとは、肉の塊を串刺しに、炭火でじっくり焼き上げたもの。薄く削ぎ落としてサンドウィッチの具材にしたり、「タヒーナ」とよばれるごまのペーストにつけて食べる。
ターメイヤ

そら豆のコロッケ。潰したそら豆に、ハーブやスパイスなど加えて油で揚げる。そのまま食べたり、「アエーシ」とよばれるエジプトのパンに挟んで食べるのが定番。
モロヘイヤ (Mulukhiya)

モロヘイヤはエジプトが起源の野菜とされており、市場では新鮮なモロヘイヤがいつでも手に入る。鶏出汁を使ったモロヘイヤスープが代表的で、クレオパトラが愛したスープとも言われている。
コシャリ(koshary)

米、パスタ、マカロニ、豆、フライドオニオンなどをごちゃ混ぜにした、エジプトの代表料理。「シャッタ」とよばれる唐辛子ソースや、「ダッア」と呼ばれるニンニク酢をかけるのが定番で、多くの屋台やレストランで食べることができる。