ウクライナは、東ヨーロッパに位置する共和制国家です。東はロシア連邦、北はベラルーシ、西はポーランド、スロバキア、ハンガリー、西南はルーマニア、モルドバと国境を接しており、トルコなどと向かい合っています。 人口は、2021年時点で約4159万人で、ヨーロッパで7番目に人口の多い国となっています。
基本情報
【正式国名】ウクライナ(Ukraine)
【面 積】603,700km²
【人 口】約4,159万人(クリミアを除く)(2021年 ウクライナ国家統計局)
【首 都】キーウ(Kyiv)
【民族構成】ウクライナ人(77.8%)、ロシア人(17.3%)、ベラルーシ人(0.6%)、モルドバ人、クリミア・タタール人、ユダヤ人等(2001年国勢調査)
【宗 教】ウクライナ正教及び東方カトリック教。その他、ローマ・カトリック教、イスラム教、ユダヤ教等。
【言 語】ウクライナ語(公用語)、その他ロシア語等
通貨(為替)
為替レート JPY/UAH: 木, 21 11月.
現地時間
天気
電圧とプラグ
220V、50Hz。プラグのタイプはC、Fタイプが主流です。
飛行時間
日本からウクライナまでの直行便はありません。ヨーロッパ経由のフライトなら、乗り継ぎ時間を除いて約12~14時間です。
水
生の水道水の飲用は不可です。飲む場合は充分煮沸しましょう。ミネラルウォーターは町なかのキオスクや商店で安価に売られています。炭酸ガスが入ったものが一般的ですが、入ってないものもあります。
チップ・マナー
チップの習慣はありません。
ですが、近年観光客がよく訪れるようなレストランではチップが期待されています。
【ホテル
庶民的なレストランで1US$相当前後の現地通貨、高級レストランではヨーロッパの常識に準じた額を用意しましょう。
治安
・ロシアによるウクライナに対するミサイル等による攻撃が継続しており、民間人にも多くの死傷者が出ています。また、ウクライナ全土はロシア軍のミサイル攻撃の射程圏内に入っており、これまであまりミサイル攻撃を受けていない都市を含め、今後も攻撃は続き、民間施設が巻き込まれる可能性も否定できません。
・ウクライナの東部及び南部等では引き続き激しい戦闘が継続しています。さらに、8月24日はウクライナの独立記念日であり、この日に合わせて攻撃が激化し、また都市へのミサイル攻撃が行われる可能性も否定できません。
・これらの戦況等を踏まえ、未だウクライナに滞在中の方は、安全を確保した上で、直ちに退避してください。退避するまでの間は空襲警報の発令に必ず従い、自分の命を守るため、以下の事項を必ず遵守してください。
・人が集まる場所に近づかない。
・ウクライナの政府機関、軍事、空港、変電所や貨物ヤード等の鉄道関連施設等には近づかない。
・空襲警報が聞こえやすいよう、車での移動中窓を開ける又はオーディオの音を控えめにする、自宅等に滞在中は窓を開けるなどの工夫をする。
・空襲警報が発令された際には、直ちに退避場所に避難する。(絶対に無視しない。)
・空襲警報が解除されるまで、避難所から離れない。
・外出禁止令等の政府の指示に従う。
・外出禁止令の時間帯は、空襲警報発令により避難する時以外、外に出たり、車を運転したりしない。
・スパイ活動と疑われないよう、むやみに携帯電話等で写真撮影しない。
・偽情報には注意する。
・地雷や不発弾等が埋まっている可能性が高い、森林や浜辺に近づかない。
・不審物を発見した際は、自身の判断では対応せず、必ず警察等に連絡する。
単位
日本の度量衡と同じで距離はメートル法です。重さはグラム、キロ、液体はリットル単位です。
その他
【緊急時】警察署・消防署 112