キプロスは名物料理が盛りだくさん。キプロスならではの美味しい料理をぜひとも堪能してください!
目次
タラモサラタ
タラモはギリシャ語で「魚卵」を意味し、その名の通り、魚卵とニンニクをパンやジャガイモに練り合わせた料理。地中海地方では主に塩漬のコイやボラの卵を使用し、タラコは代用品である。
ムサカ
ムサカとは、ホワイトソース、ミートソース、ナスやジャガイモなどの野菜を、順番に重ねて焼き上げる料理。家庭や地域によってはズッキーニやマッシュルームなどを入れてアレンジされ、主に東地中海沿岸の伝統的な野菜料理として知られている。
ドルマドキア (dolmadokia)
ドルマダキアとは、ひき肉にお米やスパイスを混ぜ込んでタネを作り、ブドウの葉に包んだ料理。ブドウの葉は柔らかく、味はさっぱりしていており、中東諸国で広く見られる「ドルマ」よりも小さいのが特徴。
クルーリ (Koulouri)
丸い形をしたゴマパン。ハード系のパンで、値段も安く、子供から大人まで幅広く人気がある。
キプロスワイン
キプロスでは紀元前2千年から葡萄栽培、ワイン造りを営んできたとされ、ギリシャ神話にまつわる「アフロディーテ」「オリンポス」といった名前がワインにも使われている。中でも「コマンダリア」は、かつてクレオパトラが愛飲し十字軍を虜にした甘美な味が現在まで語り継がれ、特産品となっている。
ハルーミ (Halloumi)
山羊乳と羊乳の混合物から作られる非熟成の塩漬けチーズ。融点が高く、フライやグリルに適しており、噛むほどに出てくる旨味と特徴的な食感でキプロスの人々に親しまれている。
メッゼ/メゼ
十数種類の料理が楽しめるセットメニュー。魚や肉、野菜を使った冷菜、温菜、辛いものから酸っぱいものまでバリエーション豊かなおかずが、小皿や大皿に盛り付けられる。
ケバプ (Kebap)
キプロスの代表料理ケバブ。ケバブといえばトルコのドネルケバブをイメージするがキプロスのケバブはトルコのものとはまた違い、肉の串焼きである。
ザジキ (Tzatziki)
キュウリ、ヨーグルト、ニンニクを使って作るディップソース。パンに塗ったりサンドイッチペーストにしたりと用途が幅広く、キプロスでは人気の伝統料理。
オリーブ
ギリシャ系住民が多いキプロスでは、オリーブは日常的な食材の一つとなっており、色や形も様々なオリーブが売られている。キプロスの国旗は、島の形とオリーブの枝がデザインされ、二本のオリーブには国民の80%を占めるギリシャ系と20%のトルコ系住民の協力への願いが込められている。
レッガ
レッガとは、内臓ごと塩漬けにし、燻製にした魚のこと。内臓の苦味が旨味にもなっており、気軽にキプロス内のスーパーで購入する事ができるため、家庭では日常的な食材として使われている。