2024/12/03
老舗料亭「下鴨茶寮」と人気行列ラーメン店「AFURI」がコラボ!新たな価値を生み出す新業態が東京・銀座にOPEN!|京 AFURI SAKE & RAMEN by SHIMOGAMOSARYO
東京・銀座の東急プラザ銀座 11階に、「下鴨茶寮」×「AFURI」がコラボレーションした新店舗「京AFURI SAKE & RAMEN by SHIMOGAMOSARYO」が11月16日にOPENしました。
京都の老舗料亭「下鴨茶寮」と人気行列ラーメン店「AFURI」が奇跡のタッグを組み、お蕎麦屋でゆっくり一品と〆の蕎麦を嗜むような、新感覚のスローフードをラーメンで愉しむことができるお店です。
「下鴨茶寮」×「AFURI」がコラボした新業態とは?
安政3年(1856年)に創業した老舗料亭「下鴨茶寮」と「AFURI」のラーメン?一体どんな食事を味わえるのか、気になる新業態の麵処では、鯛の潮出汁がベースの「京AFURIらーめん」を食べることができます。ランチでは「京AFURIらーめん」の具材なしとあり、セットから選ぶことができ、夜はアラカルトの1品とお酒を愉しみながら、〆に「京AFURIらーめん」を食べるといったスタイルです。
アラカルトには、鮪とろたく和えや、揚げ湯葉と薬味のサラダなどお酒が進むラインナップを取り揃えており、一緒にあわせるお酒は日本酒をはじめ、ワインや焼酎など幅広い種類から選ぶことができます。
特に獺祭のラインナップの多さも嬉しいポイントの1つになっており、‟日本酒とラーメン“。これもまた新しい組み合わせなのではないでしょうか。
今回のコラボに際し両店舗の代表は、「新しい取り組み、新しい価値をつくり、お客様に喜んでもらいたい。」そんな想いが一致したことでコラボに繋がったと言います。
器にも注目!日本の象徴、竜と富士山が描かれた村田森氏作の器
店内にも展示されており、最初はインテリアだと思ってしまったこちらは、「京AFURIらーめん」をさらにおいしく引き立てる器です。
京都に窯を構える陶芸家・村田森氏の作品で、食べる際の見た目は逆さ富士。食べ終わると器の底には立派な竜が現れます。これには海外の方も喜びそうです♪
OPENを記念して試食会にお邪魔しました。実食レポ!
某日行われた試食会では、コラボをすることになった経緯や、お店の特徴などを聞きながら、料理とあわせて尚おいしい様々な獺祭をペアリングでいただきました。
前菜には、さんまの棒寿司、鮭の幽庵焼、柿と春菊の白和えなど季節のメニューが一皿に。
提供早々に割烹料理の繊細なおいしさを目の当たりしました。
前菜は、獺祭45 にごりスパークリングとともにいただきました。
続いて鰤のお造りに進みます。塩ポン酢などであえた蕪や筋子がどっさりのった見た目も華やかな一品。脂の乗った旬の鰤がたまりません…!こちらのメニューには獺祭 純米吟醸 磨き二割三分を。旨みがすっとのび、魚介との相性が良い一杯です。
こちらは鴨と舞茸、大振りの銀杏を一緒に柿とオレンジなどでつくられた果実味噌でいただく焼物。添えられた揚げ葱の香ばしさが良いアクセントになっています。ペアリングの獺祭 磨き その先へと合わせて。
旨みが凝縮された香箱蟹の唐揚げは、カニ味噌に付けて味わいます。ほかではなかなか出会えない、なんとも贅沢な唐揚げ。こちらには、獺祭 寒造早槽 39で、爽やかな味わいをプラスします。
ここへきて、遂に登場「京AFURIらーめん」。はじめは素ラーメンのみでスープと麺の旨みをかみしめます。コースの締めとのことでやや量は少なめとのことですが、十分な量です。
鯛の凝縮された旨みが濃厚に、そして品良く口いっぱいに広がるスープ。これは鯛だけでなく、鰆やカタクチイワシ、さらに鶏油なども加えて作っているんだとか。このスープだけで何杯もいけそうです…。コシが強くて喉越しがよい超極細麺との相性も抜群です。
ある程度食べ進めたところで、鯛の昆布締め、煮卵、芽葱、ばら海苔をトッピング投入し、さらにスープと麺と絡めて行きます。
最後にすだちをお好みで絞って更なる味変を堪能。ポテンシャルの高すぎる、コース料理の締めにふさわしいラーメンとなっていました。
ラーメンと一緒にペアリングしたのは、獺祭 未来へ 農家と共にをググっと味わいました。
最後は洋梨、柘榴にワインゼリーが掛かったすっきりデザートでコースは終了しました。
今回いただいたコースは実際のメニューにあるものではないですが、アラカルトメニューのポテンシャルを知るには十分すぎる味わいでした。旬の食材をふんだんに使い、繊細に調理されたラインナップは、それだけでも満足できる逸品。
かつ、最後のラーメンを引き立てる名脇役ともいえそうです。ついついすすむお酒と共に、新感覚のスタイルを体験してみてはいかがでしょうか。
東急プラザ銀座 11 階 東京都中央区銀座5-2-1
京 AFURI SAKE & RAMEN by SHIMOGAMOSARYO