パラグアイは名物料理が盛りだくさん。パラグアイならではの美味しい料理をぜひとも堪能してください!
目次
アサード (Asado)
アサードはパラグアイのバーベキューのようなもので、主に、肉を岩塩でシンプルに味付けしたものが多い。各家庭にはアサード専用の大きな窯一台常備されており、毎週末に肉を焼いて楽しむ習慣もある。
ミラネッサ (Milanesa)
「ミラノ風」という意味のミラネッサは、薄い牛カツやチキンカツのこと。薄く切った肉をパセリの入った溶き卵につけて衣付し、油で揚げる。サクサクの衣がアクセントになっている。
カルド・デ・ガジーニャ (Caldo de Gallina)
カルド・デ・ガジーニャは、地鶏のスープのことで、体力を回復させる効果があることから「死者を立ち上がらせるスープ」という愛称でも呼ばれている。鶏出汁スープの中には、地鶏、茹で卵、ジャガイモ、麺が入っており、唐辛子、レモン、ネギなどがトッピングされる。
マンジョーカ (Mandioca)
マンジョーカはキャッサバ芋のこと。じっくり茹でることで灰汁を抜き、潰して練ったパラグアイの主食。ねっとりした口当たりが特徴的。
エンパナーダ (Empanada)
エンパナーダは、挽肉、タマネギ、チーズ、ハム、マッシュポテトなどお好みの具材を小麦粉の生地で包んで焼く、または揚げたもの。気軽に食べられる人気の軽食。
ボリボリ (Boli boli)
ボリボリは、トウモロコシ粉とチーズを練って団子状にしたものを、トマト、タマネギ、ニンジンと一緒にスープで煮込んだパラグアイの郷土料理。
アルファフォレス (Alfajores)
南米全土で食べられるお菓子「アルファフォレス」。直径10㎝ほどの丸型。厚みあるクッキー2枚の間に「Dulce de Leche/ドゥルセ・デ・レチェ」というクリームがサンドされている郷土菓子。
中近東で生まれ、スペインに広がり、南米に入ってきたという長い歴史を持つお菓子で、その名にはアラビア語で“挟む”という意味がある。
ポジョ・アサード (Pollo Asado)
ポジョ・アサードはグリルしたチキンのことで、牛肉を焼いたアサードに次ぐ定番料理。
アルボンディガス (Albondigas)
イタリア系の移民が多いパラグアイでは、「アルボンディガス」と呼ばれる、ミートボールのトマトソース煮込みが定番。
ソパ・パラグアージャ (Sopa Paraguaya)
ソパ・パラグアージャは、元々コーンスープの調理の際の失敗から生まれたと言われるパウンドケーキ。トウモロコシ粉とパラグアイのチーズ、タマネギ、卵、バター、牛乳などから作られ、コーンそのものをシンプルに楽しめるような素朴な味わい。
チパ (Chipa)
チパは、パラグアイで人気のチーズ風味の小型パン。パラグアイでは、おやつ、朝食の定番としてよく、食べられている。
テレレ (Terere)
テレレとは、マテ茶の飲み方のこと。マテの葉に温かいお湯を注いだものが「マテ茶」、冷たい水を注いだものは「テレレ」と呼ばれる。
マテ茶はビタミンやミネラルを多く含み、「飲むサラダ」として親しまれ、肉料理と合わせて飲まれることが多い。